不動産の繁忙期とリフォームのタイミング

2016/09/11

賃貸業

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おはようございます。

今日のテーマは

『不動産の繁忙期とリフォームのタイミング』

です。


私が不動産業界に入った約20年前からあまり変わらないのが繁忙期
賃貸業の繁忙期とは、1月・2月・3月・8~10月あたりを言います。

2・3月は、学生さんのニーズが高い時期です。
ワンルームなどを中心に賃貸業務に係る不動産業者は一年間の売り上げがこの時期に稼いでいるとも言われます。
※最近は、繁忙期の変化が出来ており2~4月上旬までの傾向があります。

8~10月は、社会人の転勤などの関係で少し動きがあります。


さて、繁忙期とリフォームのタイミングって、本当に難しいです。

前に借りていた入居さんが、2月末に退去となると、退去後にリフォームで2週間ほどかかる場合、繁忙期のチャンスを逃がしてしまいます。

繁忙期には家賃が比較的高く設定しても入居者が見つかると言うメリットもあります。

最近は、リフォームや室内の清掃が終了していないと、入居者が見つかりにくい傾向があります。
ほとんどのお客様が、綺麗な室内を想像できないとか、汚いというイメージが付くと、営業マンのトークでひっくり返すのが難しいのです。


室内のリノベやリフォームは、やはり入居者が退去したタイミングでおこなうのがいいのは当たり前です。
しかし、先ほどお話しした通りに繁忙期のタイミングに募集が出来なくなる恐れもあるのです。
結論としては、繁忙期の募集は一度あきらめる必要があるんです。

一部の不動産業者は、壁紙などをかえていればいいという判断をしている場合もありますが、現在は、ただ室内が綺麗と言うだけでは入居者は見つかりません!

それなりに、物件の魅力と言うのか、特徴を出さなければなりません


ただ、一部屋がリフォームにて生まれ変われば、他の部屋は同じ要領で進めていけるので、工期が短くなります。
低予算でも、魅力的なリフォームを行うことは、長期的に見れば家賃の安定へとつながります。

また、ケースによっては、家賃UPも可能になります。

退去時期が決まれば、すぐにでも対策を行いましょう。
弊社では、特徴のあるリフォームのご提案も行っております。

ご相談も受け付けております。リフォーム相談は日曜日のみの対応です。(事前予約要)

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