今日のテーマは、
「不動産取引において基本的に、安くていいものはないです!」
です。
不動産業界において、安くていいものっていう判断は、お客様が決めるものです。
どんなに、不動産業者が安くていいものだと言っても、お客様がそれを安いと感じなければ、
安いとは言えません!!
結構、当たり前なんだけど、
当たり前になっていない不動産業界の常識
だから、営業マンは安いと言う営業トークをスグにします。
管理でも、売買の仲介手数料でも、
他より安くても、対応が悪けりゃ意味がない。
不動産は金額も高い商品です。
コストパフォーマンスって、人によって判断が違います。
私は、趣味でBASS釣りを行うんだけど、ロッドやリールでコストパフォーマンスが良いとか悪いとかネットでいろいろ掲示板で、もめているんですけど、このコストパフォーマンスって人の感覚の部分です。
さて、私の考えだけども、不動産業界では
高くても悪いサービスはたくさんあります。
でも、安くていいサービスもないです。
どの業界も同じだけど、
安さを求める結果は、先細りします。
従業員の給与だったり、材料のコストダウンは、結果として、パフォーマンスを下げることになります。
不動産の取引は、金額も大きい為、やはりコストが一番目につくし、判断しやすい。
パフォーマンス部分は、買ってみなけりゃわからないけど、スグに買い替えもできないし、住み替えもできない。
不動産の取引は、人生で何度も行わないから、コストパフォーマンスを判断するのが大変なんです。
弊社は意味のない安売り行為はしません。
弊社の提供している物件情報が安いと思っているなら、それはちょっと勘違いです。
弊社が提供している物件情報は、90%が仲介物件です。
弊社自社物件ではないのですから、家賃設定も、物件価格も弊社が決めているわけではないです。
賃貸物件であれば、大家さんが家賃設定します。
売買物件であれば、売主さんが価格設定します。
弊社の値付けでないのですから、弊社では安いと思って物件情報を提供などはしていません。
判断はお客様が行う事です。
不動産においては、安売り行為は、良いことばかりではないのです。
弊社も出来るだけのコストダウンはやりますが、ただ、安くしろと言うお客様の希望には答えれません。
物件の調査も、弊社で判断しずらい部分は、専門の建築士や、司法書士や家屋調査士に協力して頂いて一つの取引を終了させる場合もございますので、仲介手数料の値引きは簡単に行うものではないと私は考えています。
調査を適当にやったために、裁判などに巻き込まれ手数料以上の損害賠償を負わされている業者もいます。
値引きし、結果、訴えられて、手数料以上の損害を被るケースがあるのです。
不動産業においては、安くていいものはない!
良いサービスは、それなりに料金がかかると言う事です。
安くていいものを探すんだと言う考えのお客様のお気持ちはわかります。
ただ、お客様の安いという感覚と、不動産屋の安いと感じる感覚は必ずしもリンクしているわけではないのです。
厳しいことばかり言っていますが、
売主さんが売り急いでいる場合とか、
決算がらみとか、
それらのタイミングの場合は、不動産でもやはり安くなります。
上記のようなケースは、意味ある値引きです!
不動産にかかわるサービスも多様化してきています。
ご自身にピッタリなサービスを探すことも重要ですよ!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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