個人情報保護と、告知義務の関係『重要』
不動産の仕事では、個人情報保護と告知義務の関係との狭間で、
どこまで話して良いのか、逆に話して罰せられないだろうかと、
非常に悩む部分が多いんですよね。
私も今回、このような問題に出会い、調べたのですが、結論から
先に申し上げますと、不動産の売買などの場合には告示義務が
優先されます。
犯罪者などが、物件の近隣に住んでいることがわかった場合には、
ある意味、個人情報の保護にもなりますよね?
でもね、不動産は個人の財産に関係する大事なものと考えられて
おり、この個人の財産に対し影響をもたらすケースなどでは個人情
報保護よりも告知義務が優先されます。
※ちなみに、この件は消費者センターと県庁の建設不動産業課と
相談して確認した事項です。
まぁ~冷静に考えれば、不動産の購入に対し、判断に影響を及ぼす
可能性が高い情報を提供しないことは違法に当たる可能性が高い。
そうですよね~
購入物件の近くに犯罪者が住んでいるとわかっていたら普通は買い
たいとは思わないですよね?
もちろん容易にわかる情報でも、知っていたら買主に伝えることは不
動産業者の義務でありますからね。
最近は、個人情報保護法を良いように解釈して、顧客への情報提供
を行わない不動産業者が増えています。
もう一度言いますが、不動産などの取引では、個人情報と告知義務
が接触したときには告知義務が優先します!
では、悪徳業者にだまされないようにしましょうね。
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