姉歯建築設計事件は一番悪いの一体誰？

姉歯建築設計事件は一番悪いの一体誰？って気になりませんか？
私なりにこの問題を分析しましたので報告いたします。
チョット長くなるので数回に分けますので宜しくお願いします。

この事件で、一例を挙げて説明します。まず関係ある会社は
売主「マンション業者」
設計「マンション業者から設計を依頼させたA社」
姉歯設計「構造計算のみを引き受ける」
民間確認審査機関「イーホームズ」
施工会社「マンションの建築施工会社」
お客さん「マンションの購入者」
以上が登場人物です。

まずは、被害者はお客さんです。
そしてこのお客さんのかかえる問題はたくさんあります。
大きな問題は、地震保険に加入しても構造に問題があるマンションでは
加入している地震保険は適用にならない可能性が高いです。なぜなら、建物が欠陥住宅ではない事を前提にしています。
他にも今、売主だったマンション業者が倒産したら・・・言うまでもありません。

建物に不安をかかえても住むか、家を借りるか？家賃と住宅ローンでまさに地獄。
他にもたくさんの問題が考えられます。
では、お客さんを守る方法は無いのでしょうか？

基本的に完全に守る方法は無いでしょう・・・日本の法律（民法）はだますやつも悪いがだまされるやつにも落ち度があるって考えなんですよね（泣）
※わかりやすくするためにかなり噛み砕いて書きました。

私は宅地建物取引主任者の資格を持っていますが、試験勉強の時にこの民法という日本の法律に矛盾を何度も感じました。

今日はココまで、明日は具体的に設計会社のしくみを話します。