不動産・住宅業界は結構大変な事態です。
こんにちは、コロナウイルスが住宅や不動産業界にも影響を及ぼしている話です。
一部の建材メーカーや設備メーカーでは在庫問題が発生しています。
不動産の建材や設備の一部は中国で生産されています。
例えばトイレなどです。
このような商品が中国の生産ラインの問題と思われるのですが不足しています。
この在庫不足がどのような影響を起こしているかというと、物件が完成しません!
さすがにトイレが付いていない新築住宅では住めませんよね?
不動産業者もトイレが付いていない状態で、残金を支払ってくれとは言えない。
この問題はかなり大きいんです。
お客様の中には現在住んでいる賃貸住宅の家賃の問題や、更新料の問題が発生します。
いつになれば引渡しを受けれるのかがはっきりと決められない状況となってしまう。
不動産業者も入ってくる予定のお金が入らなくなる状況になってしまいます。
今回のケースは建てている業者も、お客様も悪くないから、逆に困る。。。
でもね、設備のメーカーさんを変更するなどの行為でまだまだ対策として成り立ちます。
例えば、予定していた商品がタカラスタンダード製だったら、リクシル製に変更するとか、TOTO製に変えるとか、在庫をまだ抱えているメーカーの商品に変更する方法で引渡しに関するトラブルを回避できます。
もちろん、最初に決めた商品と違うものを付けるということになるので気持ち的にはあまり良いとは言えませんが、ギリギリ納得できるのではないでしょうか?
過去のに、東日本大震災の時に外壁材のサイディングが手に入らないという事態がありました。これは福島のあたりでサイディングを作る工場があったからと言われています。
その際には、サイディングからパワーボードという材料へ一時シフトしました。
どうしてもこだわりがあって、そのメーカーの商品を選んだという事情でなければ、他のメーカーの商品へ変更するなどの対策をお客様も考えてみてはいかがでしょうか?
このような事態の時には、仮に引渡し日が伸びたことが気に入らないと裁判をやってもお客様が負けてしまうと思われます。事情を考慮するのも裁判所です。
引渡しが伸びてもいいなら待ちましょう。
でも最悪の場合いつ引渡しになるかわかりません。
他メーカーへ変更すれば、引渡日が変更となる可能性が低いです。
判断の早い人、遅い人で影響の度合いが変わる恐れがあります。
なぜなら、他の住宅メーカーも不動産業者も同じ対策へ進んでいるからです。
コロナウイルスの影響はもう少し長引くと思われます。
なんせ中国を含む日本でも終息へ向かっているとは言い切れないからです。
現在住宅を建築されている方は、このような提案を不動産業者や住宅メーカーなどから受けることになるかもしれません。
よく考えて判断してください。
では、今日はここまです。
またね~
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