不動産仲介業者の立場と考え方の基本

2019/04/23

不動産の豆知識

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こんにちは

船橋は昼から急に気温が上がったのかな?と感じる暖かさです。

本日のテーマ

「不動産仲介業者の立場と考え方の基本」

です。


不動産仲介って、結婚などに関係する仲人(なこうど)さんと同じような役割って言えばわかりやすいかな?

互いの趣味を事前に聞いたりして、マッチングして頂く役割ですよね。
不動産では、間取りや広さなどお聞きして物件を紹介する。

人か不動産かの違いはありますが、似たような役割とも言えます。

不動産の場合は、売買
(A)売主さんーーー仲介業者ーーー買主さん
の場合と、
(B)売主さんーー売主さんの仲介業者ーー買主さんの仲介業者ーー買主さん

賃貸の場合
(C)貸主さんーーー仲介業者ーーー借主さん

というような関係が成り立つんですけど、不動産仲介取引はですね、成功報酬!
つまり、成約しなけりゃ報酬をもらえないんです。

どんなに案内をたくさんしても、どんなに相談に応じたとしても、
成約しなけりゃ報酬をもらえない。
※コンサルフィーなど事前に承諾を得た場合は頂く事が出来ます。

つまり、
(A)と(C)のケースではどちらかに偏りすぎても成約できない結果になる。
成約にならなきゃ報酬はもらえないわけですから、双方が一番納得できる状態である必要があるんです。

逆にいうなら、どっちかに偏った判断をしていると仕事にならないのです。

但し、(B)のケースでは、
仲介業者が片側に味方している状態です。
とはいっても、仲介業者は成約にならないと報酬を得られませんので、やはり、互いの言い分や納得して頂ける価格や条件を決める方向で進めているのです。

もちろん、あまりにも折り合いのつかない条件や価格となったら、仲介業者から売主さんや、買主さんへやめた方がよいとアドバイスしている場合もございます。

不動産取引は、売主さんは高く売りたい。
買主さんは、安く買いたい。
不動産仲介業は、偏って営業しても成約にならないので、中立なんす。

仲介料を払いたくない場合は、直接の売買を進めればよいのです。
単純な話です。

不動産には不動産取引のルールがあります。
条件交渉は法的な部分も含めたものもあります。
素人が自ら取引をまとめるのは難しいです。

賃貸も、売買も直接取引を行う方も少数派ですがいらっしゃいます。
絶対に仲介業者を通す必要はありませんが、
不動産仲介業者と上手に付き合う事が、ぼったくられる事もなく、適正価格で不動産を取得や借りることができる方法です。

今日は、ここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

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