中古の投資・収益物件の売れ行きが厳しくなってきたのか

2018/06/08

最近の動き

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おはようございます。
今日のテーマは

「中古の投資・収益物件の売れ行きが厳しくなってきたのか」

です。

毎週いや毎日、私のように不動産業者の営業マンはレインズと言って不動産屋さんだけが見れる物件流通サイトのチェックをしているのですが、今月になって中古の投資・収益物件の数が増えてきた傾向があります。

増えてきたと言っても、新規の物件が増えてきたのではなく、今まで売りに出されていた物件が売れていないって事です。

結果、世の中の在庫数が増えていっている!

これは、金融機関の融資締め付けの影響もあるのかもしれません。

こういった時期が続くとどうなるのか?
物件価格が下がり始めます。

金融機関の融資が厳しくなっている昨今なのですが、傾向としては自己資金比率を気にしているようなので、使う使わないを別として自己資金がある、現金や金融資産があるんだって事が重要です。

1棟目を買う方は特に自己資金については、通帳のチェック(原本確認)までやるというのが金融機関の最近の条件的なものとなっています。頭金が最低でも2割で諸経費は自己資金で補填できる程度の金額は持っていないと厳しいです。

以前までは年収が高いと、自己資金が少なくてもOKだったのですが、現時点では年収よりも自己資金の比率を重視しているように感じています。

2棟目以降の方は、確定申告の内容など、現在保有の投資・収益物件の共同担保が条件になるなど、金融機関も様々な条件を追加してきます。

在庫が増える期間が長くなるほど、物件の価格は下落し、その下落速度も上がります。
実際に、金融機関の厳しさを実感してる不動産業者が売主の物件ではドンドン値下げを行い、売り抜ける傾向がみられるケースも多々見られます。

購入に関してですが、資金状況に余裕がある方は、買い増しのチャンスと言えます。
とにかく安く物件を追加購入できるチャンスとなる。

お金持ちがどんどんとお金持ちになっていきます。
簡単にいうならそういう傾向です。

あなたは、この傾向をどのようにとらえますか?
チャンスと受け取るか、もう少し様子をみる時期なのか・・・

決断はご自身です。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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