レオパレス物件、建築基準法違反疑い 全棟調査へ
そもそも、なぜこのような物件が増えたのかというと、私が考えるには大工さんの知識不足です。
一般の住宅を建築する方法と、アパートなどの施工では少し違いがあります。
わかりやすく例を挙げますと、
一般の住宅では、室内の天井部分をつくってから壁を作る
アパートなどでは、壁をつくってから天井を作る
はい!真逆なんです。
アパートでは壁を先行して作るものなのです!!
そうすることで隣の部屋との防火、遮音などの効果が出るし、法律問題もクリアできます。※一般の方がわかりやすくするためのものです。
今回のレオパレスの施工問題も、たぶんここが問題の一つなのだと思います。
大工の教育をしっかり行い、現場監督もしっかりと現場の進行を確認していたらこのようなトラブルは起きなかったのではないかと思います。
もちろん、建築物には検査を受ける義務があります。
検査の際には第三者が点検検査するので、この点に気が付けばもちろん、工事のやり直しになっていたでしょう。
お客様には悪い点はありません。
不動産業者か、大工、または工務店などの問題です。
あたりまえのことを、当たり前にやらないって問題ですね。
今回のレオパレスの問題は補修工事で解消することは可能だと思います。
【ここ重要】
今回の問題は他のアパートでも同じようなことが起こっている可能性があります。
特に、一戸建ての一般住宅しか施工経験のない工務店や大工などがアパート建築をする際には知識がないのでミスを犯している可能性が高いです。
入居者が入っている場合は確認する方法もないので厳しいですが、退去の際には確認した方が良いかもしれませんね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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