賃貸物件の広告宣伝費を出すとスグに入居者が見つかるのか?

2016/08/26

賃貸業 投資・収益不動産

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こんにちは

今日は

「賃貸物件の広告宣伝費を出すとスグに入居者が見つかるのか?」

ってテーマでお話します。

※参考までに、不動産業界ではこの広告費をADと言っています。

最近は、入居者が見つからない物件には広告宣伝費として一月分から多い場合は4カ月分などの報酬がついている物件もございます。

確かに、普通に仲介させていただいた金額よりも広告宣伝費が別途に入るのであれば、営業マンとしては優先的にその物件を案内する可能性が高くなることは事実です。

しかし、案内が多い=成約する
とは限りません。

もちろん、確率だけで判断すれば高くはなります。

でもね、これだけインターネットで物件情報が簡単に手に入る時代に、相場よりも高い物件などは簡単には成約にはなりません。

何が言いたいのかというと、広告宣伝費を沢山出しても家賃設定が間違っていれば成約にならないということです。

大家さんの立場からすると、入居者を早く見つけて欲しいというお気持ちだと思います。
昔と違い、営業マンのセールストークでどうにかなる時代ではないです。

もちろん、広告宣伝費を出すことには私も入居率UPの対策の一つの方法だと考えておりますが、せいぜい1カ月分くらいの広告宣伝費用を出せばいいと私は考えています。

2ヶ月分の広告宣伝費負担するくらいなら、一ヶ月フリーレントにする方が入居者が見つかる確率は上がります。

考え方としては、
広告宣伝費は、不動産業者にもっと案内をしてもらう手段です。
フリーレントは、入居予定者に他の物件よりもこちらで決めてもらうための手段です。

つまり、不動産業者にばかり餌をたくさん与えるよりも、
入居予定者がメリットを感じる対策にお金を使ったほうが断然オーナー様にメリットがあります。

単に広告宣伝費を増やしましょうという不動産管理業者はダメです。

本当にオーナーさん、大家さんの立場で考えてくれる不動産管理業者を選びましょう!

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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