今日は、
「生活保護者は、立ち退かせるのが簡単なんて適当なこと言う不動産屋に騙されるな!」
ってテーマでお話をします。立ち退きの交渉ってかなり難しいのです。
日本の法律は、借りたもん勝ちと言われるほど、借主さんを保護しています。
その為、建物が老朽化して危ないので建て替えしたいので立ち退いてくれと言ってもすんなりと立ち退かせることが出来ないのです。
いわゆる、立ち退き料を支払うことでやっと立ち退きをしてれると言えます。
さてさて、今日のテーマである
生活保護者は、立ち退かせるのが簡単なのか?
簡単ではないです。
市役所に対して手続きが必要ですし、役所が立ち退きに要する費用に対してOKを出さないと、引っ越ししてくれません!
なぜなら、生活保護を受けている身分ですからお金がないということですから、引っ越し費用を捻出するのは厳しい方なんです。
実は、年々生活保護者に対しては家賃の金額の上限が厳しく風当たりが厳しい傾向です。
当たり前ですが、公のお金を使うわけですから、役所も慎重に審査します。
役所の担当者によっても違いがありますが、建て替えによる立ち退きであっても、引っ越し費用までは生活保護費で負担できませんという返答が来ることもあるんです。
手続きそのものは、順序を踏めば前には進みます。
しかし、生活保護者の方の立ち退きの最大の問題は資金(お金)なのです。
船橋市あたりでは生活保護による月々の家賃負担は4万円前半です。
なので、1~3か月分の約10~15万円程度は、立ち退きに要する資金を準備すれば、スムーズに立ち退きを行ってくれる方が多いですし、役所も納得してれる事が多いです。
生活保護者の方の立ち退きに関し、まるでオーナーさまの負担がないようなトークをして管理を取ろうとか、入居者をとりあえず入れてしまおうと、勧誘する悪質な不動産業者がいるようです。
騙されないように本当に気を付けてください。
生活保護者の方こそ、立ち退き資金が必要になる場合がございます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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