今日は、
「建築士と、大工は、仲が悪いのか?」
ってテーマでお話しします。先に答えを言うと、仲が悪いです。
なぜかというと、建築士と大工とでは立場も考え方も大きく違うからです。
建築士は、設計者としての責任をもって図面等に印鑑を押します。
大工は、印鑑は押しません。
これが何かというと、トラブルの際に設計と管理者責任を問われる事になるのは・・・
はい!建築士です。
なので、建築士は大工に対して図面通りのものを建てて下さいと言います。
建築士は、建築基準法というものに適合するように設計しています。
ところが大工は、図面と違うけど、こっちのほうがいいとか、昔からの経験などに基づき図面と違うことを行う場合があるのです。
手間のかかる作業を効率をよくするためや昔ながらの経験に基づいて図面と違う工事を行うことがあるのです。実際に、建築士の言う内容よりも良い場合もあります。
でもね、建築士にお願いした素人のお客様の立場からすると・・・
図面通りに作ってくれてると思っているのです。
大工は、現場知らねぇ設計士に言われたくねぇ!と言います。
設計士は、図面通りの家をお客様に提供するのは当たり前と言う。
結局、困るのは注文をしたお客様です。
不動産業者で、建築請負を行っていたり、設計を行っている会社も沢山あります。
弊社は、建築士サイドの考え方です。
家を注文するときは、建築士的な考えか、大工的な考えか、どちら側の考えなのかしっかりと見極める必要があります。
お客様であるあなたは、どちらがいいですか?
家は高い買い物です。
しっかりと見極めてください。
今日は、ここまでです。
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