今日は、
『購入不動産の近隣に暴力団組員が住んでいた事を聞かされなかったら賠償問題か?』
というテーマについてお話します。買主であるお客様の立場から考えるとやっぱり買った家の近くに暴力団組員がすんでいるのは不安に感じると思います。
しかし、暴力団組員の家が近くにあるからと言って、不動産業者に説明の義務があるのかというと、あるとは言えないんです!!
暴力団組員とその家族が、他の一般住民と同様に平穏な生活を営んでいる場合は、その暴力団組員と家族のプライバシー等を犯してはならないと考えられるからです。
逆に明らかに迷惑行為を行っている場合には、説明義務も生じますので、買主に伝えられます。
ちなみに、暴力団の事務所の存在は不動産屋は買主へ告げる義務があります。
同じような内容でも、買主に告げるものと告げないものがあるのです。
安易に不動産購入を決めると嫌な思いをします。
私は、お客様へよく伝えるのですが、不動産屋は不動産取引においては、お客様よりもプロなのですから、悪質な業者は法的な隙間を上手に利用してくるのです。一般常識と思っている考えは法的には間違っている場合もありますよ。とね。。。
信頼してお願いできる不動産屋を選びましょう。
では、今日はここまでです。
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