フラット35は、自己資金0円のお客さんには厳しい!

2013/06/16

不動産の豆知識

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こんばんは^^角田です。

フラット35は、自己資金0円のお客さんには厳しい!
これは、事実です。

一部の不動産業者が契約ほしさに甘い話ばかりしているのかもしれませんが、
自己資金が0円で融資が受けられると思っているお客さんが増えています。

まぁ、そこらの不動産業者がフラット35は審査がユルイと言っているから広まっ
た話だとは思いますけども。。。

本当はね、フラット35はそこまでやさしくないです。

正確に言うと、昔はやさしかった。
昔やさしくしすぎたせいで今は事故が多くなり、厳しくなったんです。

フラット35は、今は物件価格の90%までの融資をするのが基本。
つまり、諸費用プラス頭金10%が無い方は実際には融資内定が出にくい。

また不動産の購入には、登記費用や火災保険などの諸費用がかかるのです。
物件によっても異なるのですが、新築住宅で物件価格の5~7%くらい必要です。

不動産購入でフラット35を使いたい方は、諸費用分のお金を持っているのは当
たり前、そして、頭金10%を出せる人が安心ラインと言えます。

また、勤続期間が短くても貸しますと言っていますが、実際に審査に出すとほとん
どの場合、審査に落ちます。

契約社員なども大丈夫ですと言いますが、実際には審査に落ちるケースが多い。
※最低でも半年程度は勤続がないと審査のラインにも乗らないくらい厳しい。

融資取り扱いの会社によってはフラット35が100%融資可能と書いてあるとか、
勤続年数について書いてないとか、色々と言うお客様がいらっしゃいますが、
受付はできるけど、内定までいかない!

これが本当の現場で起こっている事実です。

今日、フラット35を扱う金融機関の担当者さんと相談する用があったので聞いて
みましたが、諸費用も借入れしたいというお客様の融資内定が降りる確立は、
奇跡に近いほどのレベルだそうです。
※現在100%融資の保障型は、ファミリーライフサービス


最後に、お客様もしっかりと正しい知識を付けましょう!
1、フラット35は、90%融資と頭に入れてください。
2、フラット35は、諸費用まで貸し付けてくれません。

100%融資と言っているのは、足りない10%を金融機関が貸し付けるのであって、
フラット35で100%融資になっているのではないという事です。
※ファミリーライフサービスを除く


そうそう、最近多くなったのですが、お客様の一部に、不動産購入には諸費用が
必要なことすら知らない方がいます。
※同業者の皆様それくらいはしっかり説明しましょう!


では、今日はここまでです。

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