中古マンションと中古戸建ての融資の違いについて、今日は少し詳しく!

2012/02/07

不動産の豆知識

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ある銀行の担当から聞いた話です。※融資の審査はよく変わるのでそういった考えもあったのっだと参考にしてね。

さて、中古戸建ては以前にお話したように銀行は検査済証の有無を気にします。
違法建築物でないということを確認して、融資したいのでしょう。※検査済みが無い物件でも融資は受けられます。

銀行側の立場になって考えればわかると思いますが、万一の場合には、融資の回収をしなきゃならないわけですが、違法物件だと回収金額も減るリスクがあるでしょ。

銀行が中古戸建で融資前に室内などの法的チェックを毎回行うのは現実的に無理ですよね?

では、あなたが銀行の立場としてお考えくださいね・・・
法的な書類も少なく違法物件かどうかをチェックできない物件です。あなたなら融資を100%出しますか?

答えは、悩みますよね。
銀行もこの点はすごく悩むでしょう。物件のデメリットを個人の勤務先など、いわゆる個人をチェックして総合的な判断をして融資を決めている。融資の審査は、物件以外にも個人の審査も関係しているので物件に多少問題があっても、勤務先など年収が良いなどの理由で100%融資になるケースもあります。

では、マンションと言うと違法な建築をされている可能性が、戸建てと比べると少ないです。(法的検査を基準)違法の有無で言うならリスクが少ないのはマンションだと銀行の担当者は言っていました。まぁ、マンションで建築確認がないとか、中間検査受けてない物件って、ほとんど聞きませんからね。

ほかにも、銀行独自で物件を調べているそうで、データをもっているそうです。

その銀行では、マンションもA~Dまで物件によってランク付けされており、Aは110%融資OK!、Dは80%融資までという表になったデータに基づき融資の物件査定をしているとの事でした。※あくまでも個人属性は関係ない場合

その表を見て思ったのは、大手の分譲マンションや、規模が大きなマンションがAランクでした。Dは事業主があまり聞いたことのない小規模マンションです。

分かりやすいケース
低金利のフラットは中古一戸建で使える物件が少ない、中古マンションだと利用できる物件がある。新築物件だと戸建てもマンションも、ほとんど使える。
住宅ローンの融資は、物件によって変えていると言えるケースですよね。

中古物件を選ぶときには、マンションや戸建ての種別によっても銀行が融資に対して積極的かそうでないかも実際にはあるって部分だけ、少し頭に入れていていただければいいのではないでしょうか。

最後に、
年収が低い=中古
自己資金が少ない=中古
がイイとは言い切れないということを、お伝えしたいです。

せっかく買うと決めた物件でも、お客様の問題ではなく、物件に問題があり、融資をしてもらえないケースもありますので、住宅ローンに不安を抱えた方は買う物件を選ぶ前に、不動産屋さんに相談してみるのもいいかもしれませんよ。

では、またね~

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