建築基準法の改正で今何が起こっているのか？？

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ VOL. 052 ━━ 2007. 9.24 ━━
『たった30分でわかる失敗しない不動産選び』 　　　読者数210名
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本日の内容：建築基準法の改正で今何が起こっているのか？？
対策レベル　★★★☆☆
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それでは本文の「建築基準法の改正で今何が起こっているのか？？」
です。
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どうも＾＾戦う不動産営業マン、角田です。本日のメルマガは．．．
「建築基準法の改正で今何が起こっているのか？？」です。


今日は、交渉テクニックなどではない、今の不動産屋、建築屋さん
などで何が起こってるのかをお伝えしたいとおもっています。
あの姉歯元一級建築士の事件はあなたも記憶に新しい事でしょう。
今回の建築基準法の改正は、あの姉歯事件によるモノとされています。
つまり、再発防止策。


その方法として国土交通省が出した対策が、
１、構造計算適合判定制度。
簡単に言うと、構造計算が必要な建物である場合に時間をかけて、
第三者によるダブルチェックをしようといった考え。
２、指針に基づく審査の厳格化。
簡単に言ってしまうと、審査や検査を今まで以上に厳しくしようと
言った考え。

では、お客様の知らないところで今何が起きているのか？？
設計では．．．
一部混乱が生じています。
なぜプロの建築士までが混乱を生じたのかと言うと！

１、告示、指針などが揃っていない状態にもかかわらず法改正が施行
された。
２、審査の厳格化についても詳しく説明されていなかった。
３、小規模な住宅なども、面倒な適判の対象になるケースがあった。
では、では、現場ではどういった問題になったのか？？
１、構造計算を必要とする住宅の建築確認がストップ状態。
２、今まで可能だった現場合わせの間取り変更などはできない方向に。
３、確認検査機関が法の要求以上に審査を厳しくしている。
４、確認の遅れなどが原因と考えられる工期延長が発生している。

法改正でお客さんの安心を得られる予定だったが、
一部のお客様には工期の延長や間取りの自由がなくなるなどの問題も
発生しているのです。
他にも、工期が延びる事で設計や工賃値上げなどにも影響が出ています。
物件価格が上がってきているのもこれらの影響と考えられます。


では、これから家を計画している方はどうすればいいのか？？
１、余裕のある工期を頭に入れで計画する。
２、間取りの変更が難しいので、事前に納得のいく打ち合わせを行う。
今まで可能だったことが不可能になっている部分が多数あります。
不動産営業マンの中には理解していない人も多数いますので、
打ち合わせには上記の2点を頭に入れておいてね！
私は妻が一級建築士なので詳しく教えていただいています＾＾　

では、今日はココまでです。
ご質問やご相談、また取り上げて欲しい内容などありましたら
アンケートページ、またはメールにてお気軽にご相談下さい。
E－MAIL info＃iiie-mitsukaru.com　←＃を＠に変更してね＾＾
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●編集後記
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こんにちは、つのだです。
最近は寒くなったり暑かったりと天気に影響されていますね～
おかげで先日は、風邪をひいてしまいダウンです。

そうそう、最近は風邪をきっかけに体力強化をしています。
一日６Kmのマラソン、ほかにも腹筋や、背筋などなど！
毎日がウルトラ筋肉痛です（笑）
来月には割れ腹筋ですね！

では、今日はここまでです。次の機会をお楽しみに！