姉歯建築設計事件は一番悪いの一体誰?P-5

2005/11/27

最近の動き

t f B! P L
もうこれ以上は暗い話もしたくありません。
今日でひとまずピリオドと言う事で「今後の展開を予測」します。

この数日、姉歯設計事務所の構造計算問題について話してきました。
では、この問題は最終的にはどうなるかを私なりに勝手に判断します。

ケース1予測
マンションを売主がすべて買い取りを行うと言っているが途中で資金調達が難しくなり倒産してしまい。結局は公的資金にて補助する。公的資金が出る理由はイーホームズは国が許可を出した機関である事などから理由付け資金を出すと考えられる。
この場合一番得したのは売主の不動産業者って事になる。

ケース2予測
マンションの買取がうまく行かず、途中で売主の倒産。そして買ったお客さんはローンと家賃のダブルを払い続ける事になる。もちろん銀行もあわてて資金回収をはじめ最悪の場合は自己破産もありえる。
この場合も売主の不動産屋が一番得した事になる。その上最悪はお客さんのパターン

ケース3予測
大手不動産会社が協力してこの被害マンションを救済する為に現在売主の会社を買収を条件に少しずつ資金を出し被害者のお客さんを助けてくれる。
これはたぶん難しいとは思うが理想として書きました。

ケース4予測
売主不動産業者がすべてのマンションを買い戻し、再販売する。
今被害にあってる方は次の家を買う。
一番の理想論だが私が思うにはマンションの売主は買い取り資金がショートすると思います。

他にもたくさん考えられますが、すべては書きません。
この中でもう少し掘り下げていきますと、まず、売主の資金調達はかなり難しいでしょう!まず銀行は不動産屋にはお金をなかなか貸しません。事業で1000万の家を1300万円で売るので仕入れの為に1000万円なら貸すよっていうのが銀行です。つまり、資金の回収の目途がないお金は貸しません。

これから裁判になると思いますが、一番悪いのがイーホームズになった場合は、許可した国の責任もとわれ、公的資金投入になる可能性があるでしょうね!
でも、国も今は財政危機ともいえる状況で公的資金は出さないかも?

売主の計画倒産の可能性も大きく考えられる。それが一番経営者が財産を保全できるからだ、売主が倒産しても事実だが会社はなくなるが経営者の家や何かがなくなり一文無しになるわけではない。誰も知らない地に引っ越せば普通に生活できる。

銀行だが、資金回収に走る可能性はそれほどはないと思う。それはこれだけの事件でいきなり全額返済をお客さんに迫れば大変なイメージダウンにつながるからだ。ただ、どこか一箇所でも資金回収の動きがあればそれをきっかけにいっせいに動くかもしれないが・・・でも資金を一括返済請求しても破産された終わりなんで、少しずつでも払って下さいって感じに話し合いによる解決になるだろう。

もしも銀行が融資額の一部を免除した場合は、あなたが払った税金で銀行に対して公的資金を注入に結果的にはなるでしょうね。

私の考えは、結果的に公的資金が使われて、売主不動産屋は倒産、そして一番最悪は買ってしまったお客さんってケースが一番ありえると思う。

なんだか悪い話ばかりしました、わざと悪い話をしています。
これが最悪の場合と理解して進んで行けば、きっとこれよりもいい方向に話が進むでしょう!私は個人として本気でそう願っています。

同業の不動産に関わっていますが、本当に買ったお客さんは毎日が心配でしょう。
それは、買った本人しかわからないでしょう。
とにかくいい方向に進んでいくことを願いましょう。

そして、国もこの事件は大きな問題です。
国も、イーホームズに許可を出しているんですから、真剣かつ早急に国も動いてください。この事件は、政治家やなんかも絡んでいると私は思います。

だから、関係者が自殺までしたんではないですか?
もし、私のBlogを見ている政治家の先生がいたらあなたの力で被害者の方を救う動きをとってあげてください。他人事ではありませんよ!

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