国交省が建築着工統計調査報告を発表。

2005/10/04

今日の出来事

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国土交通省は9月30日、平成17年8月分の全建築物の着工床面積と新設住宅着工戸数を発表した。

これによると、平成17年8月の建築物の着工床面積は1,647万平方メートル(対前年同月比0.8%増)。
建築主別では、公共の建築主が88万平方メートル(同▲1.8%)で4ヵ月連続のマイナスとなったが、民間の建築主は1,559万平方メートル(同0.9%増)で5ヵ月連続のプラスとなった。民間建築主の建築物のうち、居住用は1,001万平方メートル(同4.9%増)で2ヵ月連続の増加、非居住用は558万平方メートル(同▲5.5%)で5ヵ月連続の増加。

用途別には、不動産業用(13万平方メートル、同▲73.4%)で大きく減少したのをはじめ、情報通信業用(5万平方メートル、同▲57.2%)、医療・福祉用(65万平方メートル、▲18.7%)、その他サービス業用(66万平方メートル、同▲13.8%)で減少。その一方、金融・保険業用(5万平方メートル、同266%増)などではプラスとなった。

使途別には、事務所(60万平方メートル、同▲30.1%)が3ヵ月連続のマイナスとなり、倉庫(78万平方メートル、同▲5.0%)も4ヵ月ぶりにマイナス。店舗(115万平方メートル、同15.5%増)は3ヵ月連続、工場(110万平方メートル、同16.6%増)は5ヵ月連続でそれぞれプラスとなっている。
新設住宅着工戸数は109,199戸(対前年同月比7.0%増)で5ヵ月連続のプラス。


利用関係別戸数では、公庫融資による持家が960戸(同▲38.7%)で67ヵ月連続のマイナス、民間資金による持家についても28,550戸(同▲10.2%)で6ヵ月連続のマイナスとなったため、全体で31,699戸(同▲10.9%)、12ヵ月連続のマイナスとなった。


貸家は45,207戸(同15.3%増)で5ヵ月連続のプラス。このうち公的資金による貸家は3,878戸(同▲32.7%)で3ヵ月ぶりにマイナスに転じたものの、民間資金による貸家は41,329戸(同23.5%増)で14ヵ月連続のプラスとなった。


分譲住宅は、一戸建住宅(12,261戸、同▲1.4%)で4ヵ月連続のマイナスとなったが、マンション(19,020戸、同38.9%増)で4ヵ月連続のプラスとなり、全体では31,389戸(同18.7%増)、4ヵ月連続のプラスとなった。


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