大手不動産業者に売却を頼んでいるあなた、もう一度考え直して下さい。

2024/10/19

売りたい方

t f B! P L

 これは、大手不動産業者が、客付けしてくれようと動いている街の仲介業者に対してここなっている。まさに現場で本当に起きている事なんです。

囲い込み

買主が見つかっていないのに、話が入ったと言う

そもそも物件住所やマンションの部屋番号を言わない


上記のような事を行っているんです。


「不動産の囲い込み」とは、不動産仲介業者が売り手と買い手の間に立って行う不正行為の一つです。具体的には、売主から物件の販売を依頼された仲介業者が、他の仲介業者がその物件を紹介しづらくするために、意図的に情報を隠したり、物件の情報を広く公開しないことで、他の業者からの買主を排除し、自社で買主を見つけて両手取引(売主・買主の両方から手数料を得る)を目指す行為を指します。

囲い込みの代表的な手口としては、次のようなものがあります:

  1. 情報の非公開:物件をレインズ(Real Estate Information Network System)などのデータベースに登録する際に、物件情報を公開せず、他の業者がその物件を見つけにくくする。
  2. 問い合わせのブロック:他の業者からの問い合わせに対して「既に商談中です」「成約済みです」などと嘘をついて、実際にはまだ売却可能な物件を隠す。
  3. 内見の拒否:他の業者が買主を連れて内見を希望しても、内見を拒否するか、調整を遅らせる。
  4. 物件所在地を教えない:物件確認時、物件の所在地(部屋番号)などを教えない。

このような囲い込みは、売主にとって不利益です。

本来であれば広く物件情報公開され、多くの買主が見つかるはずの物件が、囲い込まれることで売却の機会が減り、価格が下がるリスクがあります。買主にとっても、良い物件に出会う機会が減る可能性があります。


現在大手不動産仲介業者は、売上低下でかなり苦戦しています。

その為、一つの物件で2度おいしいと言われる両手仲介を行うべく営業をします。

これは、売主様にとってデメリット以外ありません。


大手不動産業者に売却を頼んでいるあなた、もう一度考え直して下さい。

本当に適正な方法で買主を探してくれる不動産業社を選び直して下さい。

多くの業者が透明な取引を推奨しています。


なぜ、このような記事を書いたかというと、まさに今日起きたのです。

ある大手仲介会社(CMもやっている)の預かり物件(マンション)を確認したところ、

部屋番号は言えませんと担当者が言いました。


当たり前ですが買主様は、マンションのどのあたりに部屋があるのかを知りたいと言うお気持ちはありますよね?その為部屋の位置を確認すべく、部屋番号を聞くのです。仮にマンションの角部屋なら両極端な位置になるわけですからね。


それで、店長さんあてに電話をかけ直して再度聞きました。

すると、部屋番号を言わない理由は、一般媒介での抜き行為に対する処置と言います。(抜き行為とは、相手の売主に対してアプローチして媒介を奪う行為)ですが、ちなみに抜き行為は基本的に一般媒介などの場合に起きやすいのです。この物件は大手が専任媒介で契約しています。

そこで、私は、公正取引委員会と宅建協会と東日本流通機構へ申し入れを致しますと言うと、急に態度を変えて、変な意味で教えないわけではありませんので、部屋番号は伝えますと言いだしました。


これが、現場で起きる囲い込みの実態です。

売主様の不利益そのもの。


何度も言いますが、多くの業者が透明な取引を推奨しています。

売却物件の依頼は、正しい事をする会社に任せましょうね。


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