何故あなたに不動産業者が物件情報をくれないのか、不動産業者が離れていくのか

2019/12/09

不動産投資

t f B! P L
おはようございます。
今日のテーマは

「何故あなたに不動産業者が物件情報をくれないのか、不動産業者が離れていくのか」

です。


先に申し上げます。
1、あなたの希望が現実的ではない。
2、お客だからと勘違いした態度をとっている。

ほぼ、この2点が原因です。

大手の不動産業者に相談に行って、それっきり相手にされていないと感じているなら、あなたは間違いなく、今も今後もいい物件情報は入りません。

大手で物件情報が入らない方は、街の小さな不動産業者に行きます。
でもね、結果は同じです。

ただ、大手と違うのは街の不動産業者は数回(たぶん3回ぐらい)だけ物件情報が入る、でもその後は、情報も電話もなにもない。。。

特に上記のようなパターンは、投資物件をお探しのお客様に多いです。

まずは希望条件が現実的ではないんです。
プロである不動産業者は、その物件が良いと判断してあなたに紹介している。
一部の人は、地域性もしらないのに、この地域や○○だからと言う断り方をする方もいらっしゃいます。

不動産業者は一般の方よりも街(地域)の状況や将来性などを知っていることが多い。
しかし、素人の方はそのことを理解できません。

不動産業者から見れば契約していないあなたは、将来お客様になるかもしれないと思っていても、実際はまだお客様になっていません。

あなたは自分が不動産業者を選んでいるつもりかもしれないが、実は不動産業者があなたを選んでいるんです。

そのことに気が付かないと、良い物件情報など入りません。

え?なんでこんなこと言うのかって??
はい、弊社にはメリットありません。
ですが、本気で物件を買いたいと考えているなら知っておいて欲しいからです。

他の不動産業者はこんな事言いません。
なんの得もないからです。
買わないと人だと思ったら、電話代すらももったないと思っているからです。

投資物件を買う方のほとんどのケースは、セミプロと言われるまたは、プロと言われる方々で、その知識と感覚はすごいレベルにある人です。

不動産投資のプロの特徴は、
1、現実の相場や地域性を見極め、その物件の価値をどのように拡大させるかを考えている。
2、不動産は同じものがないことを理解している。
3、今ある商品をどのように見せていくか、どのように自分の資産に変えていくかを考えている。
4、ライバルも同じような物件を探していることを理解している。
上記のような思考の方々がプロやセミプロと言われる不動産投資家の方です。


逆に、素人の不動産投資家は、無い物件を追い求めています。
例えば利回り15%、駅から徒歩圏内で築浅などなど

だから、不動産業者に相手にされなくなって、いろんな不動産業者をまわる羽目になる。
結果、物件探しに疲れたころに。。。ババをつかまされる。

なぜババをつかまされるかって。。。
他社では相手にしてくれなかったのに、親切にしてくれる不動産屋だから多少の問題があっても結果的に買ってしまうのです。

親切にしなきゃ売れないレベルの物件はババです。
本当に良い投資物件は、セールスしなくても勝手に売れます。

不動産投資のプロやセミプロと言われる方々は、今ある物件で取引を成功させて、次から表に出る前の情報などを得ています。

それは取引して不動産業者と信頼関係を築くことで良い物件情報が入ることを知っているからなのです。

なので、不動産投資家の方々は、数社の信頼できる不動産業者さんと取引を繰り返していて、たまに新規業者を開拓していたりという取引スタイルの方が多いです。

不動産投資家のライバルは、不動産業者でもあるのです。
そのプロが毎日必死に物件情報を探しているのです。

週末だけ活動して良い物件情報が入ると思いますか?
普通に考えたらわかりませんか。。。

そう、簡単には物件情報って入りません。

現実の今ある物件をどのように加工して、価値あるものにするかが重要です。

不動産投資を行うプロの方々は、先を見越して物件を選びます。
今あるものそのまま利用する事よりも、どのように加工するかを考えています。

不動産投資に後から参入する人ほど、この加工(付加価値を付ける)に関しての発想が突出している方が多く、不動産業界に25年以上いる私でも目からうろこの発想の方が多くいらっしゃり驚かされています。

成功する不動産投資家の方々は、今ある現状の物件を単に買い足すだけでなく、将来の加工(付加価値を付ける)を含めて判断していますので、希望条件を聞いても夢みたいな物件を探しているような会話になりません。

不動産投資も融資が厳しい時代になり、担保価値評価がなかなかつかない現実ではありますが、買った物件に付加価値をつけて、買った時よりも高い値段にて売る投資家の方々もこの時代にもたくさんいらっしゃいます。

これから不動産投資をおこなう方は、今までの不動産投資家にない発想が必要です!
不動産は同じものがないです。

だからこそ、今ある物件をいかに価値あるものに変えていけるかがポイントです。
金融機関も価値のある物件には融資をします。

投資家の方の融資の際には金融機関の面談があります。
その際には、物件よりもその人物が不動産投資家としてやっていけるかを審査されているのです。

不動産投資も他の同じでは競争に負ける時代です。

時代にあった戦略を選択しましょう。
では、またね~

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