2015年2月26日に空き家対策特措法が施行されました。

2015/03/03

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2015年2月26日に空き家対策特措法が施行されました。

あまり報じられていないけど「空き家対策特別措置法」って何かというと!

具体的な内容は・・・
更地にするよりも空き家の方が税率が低くなる税制だったものを、撤廃し
更地の6分の1だった固定資産税の税率が更地と同様になり、
空き家を持つ人は従来の6倍の税負担を背負わされる恐れがある新法です。

考え方としては、危険な空き家を減らすためと言われておりますが、
ぶっちゃけ、税収アップと不動産取引を活発化させせる手法と私は感じています。

空家の基準としては、建物への出入りや、電気やガスや水道の使用状況を
ふまえ、一年間使われていない事にしています。

千葉エリアで空き家になった物件は、父母が亡くなり自分の家を東京などの
便利なエリアに所有している人などが該当していることが多いです。

今までの法律では、家を壊すと税金も上がるので、そのまま放置って感じの考え
がある意味正しい選択だったと考えられましたが、これからは違います。

実際に空き家の7割程度がそのままの放置状態らしいです。
今後は、人口減少も伴い、空き家は増えると考えられています。

行政が、特定空き家と認定する事ができるので、認定されると行政は所有者に対し
建物修繕や撤去を求めてくることになります。

また、従わない場合は、罰金も課せられる事も!
強制的に撤去したりすることも可能になります。

具体的に5月頃から自治体も本格的に動き出します。

特定空き家に指定され罰金となる前に、不動産の売却を進めたほうが良いかも?
相続して放置したままの住宅をお持ちのあなた!
急いで対策を考えて下さい。

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