不動産業界は、昔ながらのスタイルに戻ってきている

2017/06/12

最近の動き

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本日のテーマは

「不動産業界は、昔ながらのスタイルに戻ってきている」

です。


インターネットが主流のこの時代に、不動産業界は昔ながらのスタイルに戻りつつあるようです。

一つには、物件価格の操作

何のことやらって思いますよね・・・?

一昔前までは、家を買うなら自己資金20%以上っていうのは当たり前でした。

2割の頭金は、絶対条件とは言いませんが、2割無い場合は金利が高いなどの融資条件って当たり前のように言われていました。

今は、100%ローンは当たり前!
いやいや、120%ローンつまり、諸経費まで貸しますよ~って感じです。

自己資金が2割無い場合に、昔は不動産屋はどうやっていたかというと、物件価格を実売価格よりも高く販売しているというような書類を作って、まるで自己資金が2割あるようにしていたと言われています。※全部の業者がやっていたわけじゃないですよ。

昔の不動産広告は紙媒体のものが多かったんですが、ネットが主流になり、物件価格が公でも簡単にみれるようになったので、売買価格をごまかそうにもネットのおかげでばれてしまうって事がおこってきたという事なのです。

そこで、そういったものをなくして、物件100%までは融資しちゃおうよ~という考えの方向に進んできたのだと言われています。

とはいっても、金融はそのままではなく、引き締めっていうのを行うのですよね!
そこで、広告に掲載しないで物件を売るスタイルの不動産業者も現れてきたのです。

一つの例でいうなら、「未公開物件」などのくくりですね。
物件価格を表に出さない(ネットに流失させない)方法で、自己資金を少なくても買えますよ!って感じの方法を使っているのです。

ネットの物件情報が流失しないわけですから、取り扱いも一部の不動産業者だけが取り扱いを行うという、お客様の目には付きにくいという販売方法なのですから、お客様からすると特殊に見えるかもしれないですね。。。

ネットで家を探すという事は便利かもしれませんが、昔のような販売スタイルに戻るような動きになってきた最近では、不動産業者に訪問して良い情報をもらうということが必要になってきたと言えます。

確かに、訪問するとしつこい営業をうける場合もありますので、訪問する前にどんな不動産屋なのかを確認してみるのも良いでしょう!

では、今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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