被災された方々にお見舞い申しあげます。
私は、実家が熊本だったので他人事と思えない気持ちです。
現在、大阪では大阪弁護士会による無料電話相談をやっておられます。
心配事などあればこちらに電話して相談してみてください。
URL:https://www.osakaben.or.jp/temporary/20180622.php
さて、本日のテーマでもありますが、
「あなたの自宅の塀は大丈夫ですか」
あなたもニュースでご存知でしょう。学校のCB塀が倒れて子供が被害にあってしまいました。
この問題について国土交通省が動いております。
各都道府県に安全点検を行うようにという注意喚起されました。
詳しくはURL:http://www.mlit.go.jp/common/001239620.pdf
これは、学校だけの問題ではありません!
一般の住宅などでも異常なほど高さのあるCB塀などが存在しています。
そして、かなりの確率で建築基準法違反や不適合と思われます。
URLを開いてい頂くと、PDFに詳しい内容も記載されておりますが、取り急ぎチェックポイントだけ、抜粋しておきます。
ブロック塀のチェックポイント
□ 1.塀は高すぎないか
・塀の高さは地盤から2.2m以下か。
□ 2.塀の厚さは十分か
・塀の厚さは10cm以上か。 (塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上)
□ 3.控え壁はあるか。 (塀の高さが1.2m超の場合)
・塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁があるか。
□ 4.基礎があるか
・コンクリートの基礎があるか。
□ 5.塀は健全か
・塀に傾き、ひび割れはないか。
<専門家に相談しましょう>
□ 6.塀に鉄筋は入っているか
・塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも 80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
・基礎の根入れ深さは30cm以上か。 (塀の高さが1.2m超の場合)
高さなどは、一般の方でもメジャーで計測することは可能です。
不安に感じる方は、専門家に相談することをおすすめします。
敷地境界の中心に積まれた塀については双方の共有物となっているケースもありますので、勝手に壊したり、補修することができない場合もあります。
通行人の安全のためにも、隣地との安全のためにも、
できるだけ早めにチェックしてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿