不動産屋から相手にされなくなるお客さんのパターンとは

2017/08/20

不動産の豆知識

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今日のテーマです。


「不動産屋から相手にされなくなるお客さんのパターンとは」


これは、不動産屋に限らず様々な商売でも同じだよ!って感じる部分が多いかもしれません。

1、無茶苦茶な価格交渉

不動産では価格交渉はかなりの確率で行われます。

日本では海外と違いぼったくるというような考えが基本的に無い点と、インターネットの普及で相場という価格の目安が一般の方でも分かりやすくなったため、相場の倍などというような価格設定は考えにくいです。

つまり、5000万円の物件を2500万円にしたら、買うなどという無茶苦茶な価格交渉を行うお客さんは不動産屋から相手にされなくなるのです。
特に低額物件こそ、価格交渉は厳しいです。

車などもそうですが、高額なものはそれなりに利益がのせられているケースが多いですが、低額物件はそもそも利益など無いに等しいケースが多いです。

例えば、400万円の物件を200万円にしてくれたら買うなどというのはそもそも買う気持ちがなく、不動産という商品をバカにしているとまで判断されてしまいます。

2、私は宅建士です。

宅建士を持っているからという知識を表にドンドン出す方は、相手にされなくなる場合もあります。

もちろん、悪質な不動産業者に騙されないためには、資格をもっているというトークは確かに有効ですが、私のような宅建士も持っているいわゆるベテラン営業マンには逆効果です。

宅建士の資格を取得していても、資格試験に出ないような実践的な部分は多々あります。
上手に営業マンとの関係を保つことが値引きやアフターフォローで有利な状況を生み出すことになるのも事実です。

3、メールや、電話に反応が無い人

これもあたりまえかもしれないですねぇ~

物件資料をメールしても反応が無い人には物件情報すら来なくなります。
ネットの資料請求には一括請求などの便利なツールがある半面、とりあえず物件資料というお客様も複数いらしゃいます。

本気で物件を探しているのでれば、営業マンとの連絡対応は絶対に必要です。
ネットに出る前の物件情報や、ネットに出ている物件が値下げになる情報などは必ず営業マンに事前に知らされるのですから。

安く買いたいなど、得したいのであれば、営業マンとの接点は早めに持ちましょう。



以上の3点は当たり前の話です。

特に、1の点は購入者さまに海外のお客様も増えてきていることで増えている傾向がございます。海外との日本の文化の違いもございますが、お祭りの出店の商品やフリーマーケットではないので、半額などという価格交渉は無理です。

仮に半額になる物件が出たと言われても、それは最初から営業マンが価格に乗せて話しているケースが多いです。得したと思わせる手法で昔からある手法です。
価格交渉ばかりに目が行くお客様向けの対策なのでが、結果的には安く買えているわけではありません。

正直、相場より半額になるって物件をプロである不動産業者が買い取らずに一般のお客様に譲る確率は・・・何パーセントでしょう?
一般の方でも考えたら想像できますよね。

当たり前の話ばかりですみません。
でも、重要なので、いい物件情報を手にしたいならば、最低限3つは心がけたほうが良い。

何言ってんだ!
と、お怒りのお客様は、他社にどうぞ行ってください。
本当に、同じことのループにはまるだけです。

上記のような内容を、不動産屋の営業マンが誰も触れないのは、言ったところで、他社にお客さんが行くだけで自分にメリットがないという結論になるからです。

それでもね、私は気が付いてもらい、弊社でなくてもどこかの不動産業者でいい営業マンやいい物件に出会って、物件を購入してもらうことで不動産業界全体の活気がUPすればいいと思っています。

ただ、ただ、それだけです。

今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。感謝


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