不動産の統計と実際の現場とニュースとの誤差

2017/04/12

最近の動き

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こんにちは、今日のテーマは

「不動産の統計と実際の現場とニュースとの誤差」

です。


不動産の流通などの事情をヤフーやテレビなどのニュースを基に入手している方は多いと思います。

ですが、特に注意すべきは地価の上昇や下落のデータ
などです。

例えば、賃貸の家賃上昇のニュースが出たころには、もう落ち着いているというケースが多々あります。

同じように、売れ筋の商品などがニュースになるころにはブームの頂点を過ぎています。

昨今、サラリーマン大家さんを中心に、不動産投資が過熱してプチバブルなどのニュースが多々見られますが、すでにブームの頂点は過ぎていると私は見ています。

実際にアパートローンが厳しくなるという情報も最近ニュース等で出始めましたが、その半年前あたりから厳しくなっていると不動産業界関係者は知っていますし、数棟の物件を所有しているオーナー様や買い足しを行っている積極的な投資家の方々はすでに知っている情報でもあります。

情報に対して積極的にアンテナを巡らせているオーナー様は不動産業者よりも最新の常用を得ている場合もあります。

不動産業界の統計的なデータは、半年ほど遅れてニュースになるということです。

なんの業界でも共通すると言えるのは、人より先にいい情報を得て、そこに投資することです。

それが儲ける秘訣です。

不動産投資については、私個人としてはローリスクであり、ローリターン商品だと考えています。
もちろん、景気がいい時期にはハイリスクハイリターンとなる場合もあります。

現在のように不景気な状況では、投資としてはローリスク・ローリターンな商品だと思います。
とはいっても、人口の現象が加速化している昨今は、物件選びを失敗するとハイリスクローリターンになります。

この5年~10年の期間に不動産にも流行りと言うべく、物件の室内や外観にも時代の流行というような特徴のある商品が出てくるようになってきました。

昔から流行というようなものはあったのですが、不動産の場合には期間が長くそれほど特徴的な変化がなかったと言えます。そのため関係ないというか、不動産の流行を意識している方も少ないとも言えるものでした。

しかし、都心部を中心に差別化というか、他と違うスタイルの物件(外観など)を提供する不動産業が出てきました。これらのスタイルは外観だけでなく、室内の模様にまで工夫を凝らす物件も今では当たり前になってきました。

20年ほど前までは、ワンルームの室内と言えば、「白一色」
今では、アクセントクロスは当たり前ですよね?

上記のように3~5年程度のスピードで室内のクロスなどを初め、物件にもおしゃれという、まさに流行というサイクルが出てきて、昔ながらの室内の白一色の構成では、家賃を下げる以外に対策がないというほど時代の物件スタイルが出来ています。

もちろん、すべての借主が新しいものを求めているわけではありません。
ですが、今は借主の奪い合いの時代に突入しています。

ローコストで、いかに時代の流行りの適合したリフォームやリノベーションを行うのかが借主に困らない貸家業運営のコツです。

最新の不動産情報も含め、一定の研究や情報に敏感な不動産業者に管理を依頼するということが不景気を乗り切る対策かもしれません。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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