通常摩耗や、経年劣化の修理費も入居者負担にできる

2017/01/27

賃貸業 不動産管理

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こんにちは今日のテーマは

『通常摩耗や、経年劣化の修理費も入居者負担にできる』

です。

関東圏では「東京ルール」という賃貸借向けのルールを基に業務が行われる事がおおいのですが、どこをどう間違って大家さんや、オーナーさん、いやいや、一部の不動産業者までも勘違いしている事実

最高裁でも、特約でしっかりと記載して説明していれば、通常摩耗や経年劣化も入居者の負担とすることができると判決がでているのです。

とは言っても、なんでもかんでも買いとけばOKとはなりません。
また、入居者が納得していないといけません。

特約にも具体性が求められます。
例えば
ハウスクリーニングの費用も金額を事前に明確に記載しておく必要があります。
貸室全体クリーニング費用(28,000円)
などの記載を特約に入れると言う事です。

ポイントは、金額を入れる事と、ぼったくりと言えない金額であること、そして場所を明確にする。
他にも、エアコンなどの洗浄費用も入れておくと良いかもしれません。

先ほども言いましたが、入居者の納得っていうがポイントです!
特約に書いていても納得してなきゃ、だめって場合も考えられます。

何も特約を書かなきゃ大家さんの負担となるものも、書き方次第じゃ、入居者負担となるのです。
東京ルール=入居者に不利と思われる特約が無理
とお考えの大家さんは多いのですけど、この考えは間違えです。

ちょっと裏技
東京ルールと言うものは、宅建業者に対して守ってくれというものなんです!
大家さんに守ってくれと言うものではないのです。

つまり、不動産業者が賃貸借契約を行うと、東京ルールの適用
大家さんが直接入居者と契約する場合は東京ルールは関係なし

他にも、宅建業にあたらないサブリースなどをうまく利用する手法もあります。

ちょっと話がそれましたが、知らなきゃ損する時代だというのが今の時代です。
管理業者も選び、変更し、ご自身の資産をしっかりと管理することも大家業としては重要ですよ。

管理会社に不満をお持ちの大家さん、オーナーさん今が管理会社変更のタイミングかもしれませよ。

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