中古物件は、融資が受けにくい?

2012/02/02

不動産の豆知識

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中古物件は、融資が受けにくいんですかと相談を受ける場合があります。


年収の問題など、支払いの問題などで中古物件を買いたいと考えている方も多い。
しかし、中古物件は、融資が受けにくいの事実です。

中古のマンション=比較的融資受けやすい。
中古戸建は=融資が受けにくい。

実は、中古戸建の融資が受けにくいのには理由があります。
代表的な一つは、確認済証や検査済証が無い物件があるからです。

何故かと言うと検査済証は文字通り、検査を受けて合格した物件に与えられる、
違法建築物でない証明でもあるわけです。

その書類がないと言うことは、銀行の立場から考えれば。。。
融資する物件には適さない可能性が高いと考えたくもなりますよね?

だから、融資を受けにくい。

銀行融資とは、物件を担保にするわけですから、担保の価値をみているのです。
万一、返済が遅れたりした場合は競売などにかけて融資の回収をするのですか
ら、担保価値を考えるのもご理解いただけますよね?

もちろん、中古物件には貸せませんと銀行も言いません。
やり方としては、お客さまが2000万円借りたいと申し込みしても融資は1000万円
までしか貸せませんと言うのです。

自己資金の少ない方が、中古物件を探しているケースが多いのですが、
融資金額が申込み金額の半額ってことは。。。
お客様から「自己資金そんなに無いし、じゃ~無理だね」と言いだすようになってる。

でも、あきらめないでね!
貸出の審査基準が銀行によって大きく違うんです。
だから、不動産屋さんは沢山の金融機関に審査を出すように進めてくるんです。

中古物件を探す際には、新築物件以上に融資には苦戦する可能性があることを
頭に入れて、物件探しをしていただけば良いと思います。

では、マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!

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