太陽光パネルの寿命問題

2010/08/04

最近の動き

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2010年8月3日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ さまの記事です。

NPO法人(特定非営利活動法人)太陽光発電所ネットワーク(東京都文京区)は、住宅に設置された太陽光発電装置の約3割が設置後12年以内に故障しているという独自の調査結果をまとめた。一部メーカーでは同装置の寿命を20年とうたっているが、設置後短期間で発電量が低下するケースも明らかになった。太陽電池は国や自治体の補助金制度に加え、電力会社による余剰電力の買い取り制度も始まっており、メーカーによる保守態勢の強化が求められる。

同ネットワークの会員が、1993~2006年に設置した太陽光発電装置483台について調べたところ、149台(31%)が設置から12年以内に故障していた。

太陽光発電パネルかパワーコンディショナー(電力変換器)のいずれかが交換か修理が必要になっていた。

発電パネルよりパワコンの不具合の発生頻度が高い。設置からわずか1年で修理や交換が必要となる件数が最も多く、配線不良など施工面でのトラブルが原因になっているようだ。

このほか、詳しく調べた32台については、部品の劣化などにより発電量が低下していることも分かった。

発電効率などから得られるはずの本来の発電量と比べると、実際の発電量が10年以内で約4割下がった例もあった。

国内太陽電池市場は、環境配慮への意識の高まりや、昨年再開された国の補助金制度などが後押しし、住宅用が全体の市場を牽引(けんいん)している。

民間調査会社の富士経済によると、2020年の国内太陽電池市場は09年比約3.5倍の4871億円に膨らむ。現在主流の「結晶型」が98%(09年)を占めるが、原材料のシリコンの使用量が結晶型の100分の1程度で済む「薄膜型」やシリコンを使わない「化合物型」など新しいタイプがそれぞれ5~16%を占める見通しだ。(佐藤克史)

ここまで--------------



これって問題ですね~
実は、この設備的な問題以外にも、設置工事のとき、知識のない職人が施した工事によって屋根に雨漏りが発生しているケースも多数報告されているんですよね。

国の補助金や、地方の補助金などによって設置する方は多かっただけに、今後どのようになるか、少々心配ですね。

太陽光発電などの設置をお考えの方はよく検討してくださいね!!

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