会社員と偽って、暴力団員に入居されたら？

あったら困ることですが、今日は、
「入居者が会社員と言って入居したら暴力団員だった」って時の
対応策についてお話させていただきます。


実際に、大家さんなどが経験してしてしまうことがある内容です。
入居者が会社員と偽り、賃貸借契約を行い、実際は暴力団員だった。

この場合に、契約の解除ができるのかって事ですが、基本的には
契約の解除は厳しいです。

大家さんしては、将来的に暴力団の抗争に巻き込まれないかなどの
不安な点もあると思いますが、個人的に日常生活を送っている事に
おいては、危険とは言い切れないからです。


契約解除を求めるには、例えば家賃の未払いや、同建物内の入居者
や近隣住民に対しての迷惑行為などが考えられますね。


では、対策としてですが、とにかく注意をして下さい。
近隣に迷惑をかけていないかや、勝手に室内の改造などをしていな
いかなどの点に注意し、賃料の延滞などがないかをチェックして、
違反行為があれば、すぐに内容証明など郵送して、それでも改善を
してくれないならば、契約の解除を求めましょう！

ただし、一人で交渉せずに、警察や弁護士に相談して、連携して
明け渡しをしてもらうように行動することをお勧めします。