申込金は返却してくれる。

2007/06/13

メルマガバックナンバー

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━ VOL. 046 ━━ 2007. 6.11 ━━
『たった30分でわかる失敗しない不動産選び』    読者数199名
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本日の内容:申込金は返却してくれる。  対策レベル ★★★★☆
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それでは本文の「申込金は返却してくれる。」です。
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どうも^^戦う不動産営業マン、角田です。本日のメルマガは...
「申込金は返却してくれる。」です。


前回のメルマガでトラブル時の相談先を紹介したのですが、
たくさんのメール相談を受けびっくりしました。
申込金や手数料をとられたままの方が以外にも多い事に驚きました。
そこで、今日は報酬に関する考え方をお伝えしたいと思っています。
不動産の報酬は基本的な考えとしては、「成功報酬」
やった結果に対して報酬を支払います。


その報酬をもらえる基準は、「契約」が基準です。
申し込みでは手数料を請求できないと考えてください。

先日まで相談が多かったのは、賃貸の申し込みをし、キャンセルしたら
申込金を返却してもらえなかったという相談。
もう一つ、売買で申し込みをし、キャンセルしたら申込金を返却しても
らえない問題。


これらのいずれも、基本的には申込金は返却していただけます。
逆に返却してもらえないのは、契約したのにあなたの都合でキャンセル
した場合は申込金は返してもらえません。
この場合は、申込金ではなく手付金となっているのです。
この点は説明を受けているのに勘違いしている方も多いです。
もしも申込金を返してもらえない場合には、なぜ返却してもらえないの
かを確認しましょう。


申し込み前に事前に何らかの条件などを双方で決めているなどのケース
では、返却できないケースもあるようです。
ただし、このケースでは書面でかなり細かく内容が書かれていないと、
返却できないという理屈は難しいと聞いています。
今までの話に少しプラスしますと、
契約していないのだから、仲介手数料も基本的に請求できない!
この事を理解していてくださいね。


前回のメルマガにも書きましたが、実際にあなたがトラブルに陥った
時には下記の事を覚えておくといいですよ!
まず覚えていて欲しいのは、
1.トラブルが発生したらスグに相談してください。
2.相手の会社名や担当者の名前がわかるものを用意して下さい。
3.トラブルになるまでの経緯をしっかりと伝えるために紙に書く。
以上の三点は相談に行く前に準備してください。
ちなみに、決済(物件の引渡し)が終わると正直なところ相談しても
あまり真剣に対応してくれません。
では、相談する機関ですが!
1.県庁または都庁などにある不動産相談窓口
2.不動産宅建支部
3.消費者センター
以上の三箇所が基本的な相談所になります。
相談の内容によって相談機関の違いはあるのですが、この3箇所は
相談窓口の基本です。

相談できる内容ですが、
営業マンの態度などについては相談できません。
あくまでも契約書にミスがあるなど取引に支障がある場合などです。
例えば契約書の内容と異なる事が発生したなどです。
難しいものは一度電話で相談してみる事が重要です!

では、最後に...
不動産屋の営業マンはあなたに、このような甘い言葉を話します。
「今は、お客さん保護の法律が多いので何かあればお客さんが保護
されますので安心してください」とね。
コノ言葉は基本的に信用してはいけません。
実際に裁判などになれば、お客さんはかなり不利なケースになる!
裁判所の考えは、宅建業者は免許を取得しているプロであるといっ
た考えをしています。
つまり、お客さんは素人といった考えです。
これが本当の世界です。

裁判になったら恐ろしいほどの費用と期間がかかります。
先ほどの甘い言葉には注意してください。
私はお客さんに言っているのですが、気になる点やおかしいと感じ
たことは、必ずメモ帳でもいいので何月何日何時ごろ、誰に何を言
われたのかを記憶して欲しいと!
この、メモがトラブル発生時に貴重なものになるのですから。
では、今日はココまでです。
ご質問やご相談、また取り上げて欲しい内容などありましたら
アンケートページ、またはメールにてお気軽にご相談下さい。
E-MAIL info#iiie-mitsukaru.com ←#を@に変更してね^^

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