建築条件付売地の手数料は?

2006/12/11

メルマガバックナンバー

t f B! P L
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ VOL. 034 ━━ 2006.12.11 ━━
『たった30分でわかる失敗しない不動産選び』    読者数184名
------------------------------------------------------------------
本日の内容:建築条件付売地の手数料は? 対策レベル ★★★☆☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それでは本文の「建築条件付売地の手数料は?」です。
------------------------------------------------------------------
こんにちは^^ツノダです。
今日も読んでいただきありがとうございます。

では、本日は「建築条件付売地の手数料は?」です。

ええ!!マジですか??←私の一言です。

実は、先日の事です。
知り合いの方が家を購入したのですが、仲介手数料におかしな点が!
それは、知人の購入した不動産は『建築条件付売地』です。
その不動産をある仲介業者さんを介して購入したそうです!
そこで問題なのは仲介手数料が高いです。


そうです!
建築条件付売地なのに、建物代金の仲介手数料も請求されていたんです。
本来、建築条件付売地の場合には『土地』の仲介という考えになるので
土地の代金の仲介手数料は請求できますが建物代金は仲介手数料は請求
出来ないとされているのです。
では、仲介業者はどの様に手数料を請求したのでしょうか??
そのからくりは...

契約書の一本化です。
な?ナンじゃそりゃ??って聞こえました^^
では、少し補足説明しますね!
建築条件付売地とは、建物を指定の業者などに注文する事を条件とした
取引です。


こういったケースの場合、不動産屋は建売で売りたいのですが、広告を
行なった時点で建築確認はまだ、取れていないなどの事情で、法律の規
制で広告が建築条件付売地といった方法で広告するしかないのです。
単純に売地で広告すれば売地で売る事になりますから建物を注文すると
いう事を条件にしているのです。不動産広告の痛いところですね^^
では、話を戻します。


もう、そこそこ理解できたと思いますが、結論を先に言いましょう。
『契約書を一本化にすると仲介手数料が多くもらえるのです。』
つまり、建築請負の契約書と土地の契約書を建築確認が取れた時点で建
売(土地付き建物)の契約書に差し替えると...
もうわかりますよね^^


ズバリ仲介業者が儲かるんです!
この事はあまり理解されていない方は多いようですね。
不動産購入は一生のうちに何度もあることではないので失敗の可能性も
大いになります。

ただし、建物代金が1500万円の場合でも約50万円も手数料が掛かります。
この事を理解しているとしていないでは大きな差です。
どうぞ、悪徳業者にだまされないで下さいね。
では、今日はココまでです。
ご質問やご相談、また取り上げて欲しい内容などありましたら
アンケートページ、またはメールにてお気軽にご相談下さい。
E-MAIL info#iiie-mitsukaru.com ←#を@に変更してね^^

QooQ