姉歯建築設計事件は一番悪いの一体誰?P-3

2005/11/26

最近の動き

t f B! P L
今日は、施工時になぜ気づかないのかについてお話します。

先に言っておきますが、工事中に一部の職人さんは「あれ?おかしいな」って
気が付いている方がいるはずです。少ない人数でも絶対います。

ところが、ココで建設会社の中の問題が多少あります。
今回問題になっている木村建設ですが、ココが引き受けた工事は木村建設の社員がすべての工事を行っているわけではありません。

この会社も下請けにお願いしているはずです。

つまり簡単に言うと、基礎屋さん、サッシ屋さん、鉄筋屋さん、足場屋さんってな感じで分離して発注をしていて悪い表現をするとヤッツケ仕事になっています。

この、問題をなくすために現場監督がいるのですが、実際のところ現場監督がすべて一級建築士というわけには行かないのも事実。

たぶん職人さんの一部は監督に対し「チョット鉄筋すくなくない?」や
「今回は壁が薄くないか」などは監督に対して言っている事があるんです。

でも、監督は「いや~図面では間違いないよ」って感じの会話がなされていたと思います。

昔は職人さんが言った事に耳を傾けていたんでしょうが、今は時代も変わってきているようです。

私の叔父は、今現在小さいゼネコンの監督をやっていますが、下請けで入った現場で叔父が見てる中で施工方法がおかしいと思い監督に相談したら、なんと

��5歳くらいの大卒監督に、「下請けのくせにわかったようなこと言うな」って
言われてその現場を会社ごと下りた事もあったそうです。

全部がそうとは言いませんがまだまだこの様な世界のようです。

職人さんも安い給料で気になった点に注意すると若僧に逆に注意させる・・・
こんなんじゃおかしいって思っても文句も言わなくなる!
あなたが、もしも職人なら安月給の上、文句も言われてはたまんないですよね。


追伸、
本日、損害保険屋さんと話して確認しましたが、地震保険は構造に問題があっても保険の適用にはなるそうです。但し、全額を補償できるかは壊れたマンションの状況にもよって違うそうです。
��000万円の保証に加入していても、状況次第で500万円などの減額されるかもって言ってました。

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