不動産屋で不動産を売っている会社はそれほど多くないという事実

2017/06/02

不動産の豆知識

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今日のテーマは

「不動産屋で不動産を売っている会社はそれほど多くないという事実」

についてお話します。


不動産屋さんて、不動産を売ったり貸したりしてるんでしょ?
ってよく言われますが・・・

売ってません。
貸してません。

え~って、
言われそうですけど、
不動産業者の取引たぶん80%近くは仲介業ではないだろうかと思います。
正確なデータはないのですみません。

仲介は、物を売ったり、貸したりをしてないのです。
物件の情報をお客様に提供して儲けているのです。

ネットの社会ですと、仲介はアフィリエイトみたいなイメージだと思います。

もちろん、物件を建築して売るという不動産屋さんもあります。
物件を直接貸主として貸している不動産屋さんもあります。

ですが、ほとんどの取引は仲介です。

アフィリエイトに例えてみますが、この商品いいですよというブログで紹介し、そのサイトを通して購入すると報酬がもらえる。

この仕組みが、
不動産屋さんのHPであったり、ポータルサイトの要素ですよね。

アフィリエイトは通常ネット上で完結するのですが、
不動産の場合では案内という人がかかわる工程があり、契約書という書面もある。
このあたりが違いとしてある。

もちろん、わかりやすく書いているだけですので、
実際には法律などもかかわるのですから、複雑な違いもある。

アフィリエイトでは商品や、その商品を提供する会社にとって、同じもの
でも報酬の料率が異なります。

不動産では、物件(商品)は世の中に一つしかないです。
で、報酬は上限規制が設定されています。

このあたりも違いというべき部分かもしれませんね。

賃貸物件の貸し物件(アパートやマンション)などでは、貸主(大家さん)が一般の方の場合が多いのですから、不動産業者の行うこととは仲介となってくるのです。

つまり先ほど話した、物件の貸主が一般の方であれば、不動産業者の持ち物ではないわけですから、不動産屋が貸しているとはならないのです!

不動産の仲介とアフィリエイトは似ている部分が多いと感じています。

もちろん、不動産の場合は広告のルールがかなり厳しいので、煽るような広告はできないんですけどね。

不動産屋は家を売ったり、貸したりして儲けているとお考えの方が多いのですが、実際は物件の情報を売っているというが正しいと言えます。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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